資格試験の勉強は億劫なのか

久しぶり(10年ぶりくらい)にIPA資格試験、応用情報処理技術者を受けようと思って、勉強してます。 なんたって最後にとったのは ソフトウェア開発技術者 ですから。

資格試験自体、数年前に受けた色彩検定Webデザイナー検定あたりが最後です。 こんな内容多い資格試験なんて久しぶりなので、どんな風に勉強するんだったか忘れてしまって、ひたすら参考書めくってるだけです。

だいたいみんな翔泳社のやつ買うんだろうな、とおもって、違うの買ってみて失敗したり。

で、結局これに落ち着くんですよね。 やっぱり何代も重ねているだけあって、説明も無駄なく読みやすいです。

情報系の資格って、役に立たない、みたいな意見をよく聞くんですが、だいたいこういう理由だと思います。

  • 時代ですぐ変わる
  • ググればわかる
  • 作品作った方がその人のことがわかる

という感じですよね。 実際、参考書見ててもこんな感じになります。

ところが改めて参考書を読んでいくと、知識だけをつらつら並べたものだけではないことに気づきました。

アーキテクチャやプロジェクトにおけるプラクティスなど最近の書籍やブログで書かれているようなことも、ある程度汎化したうえで、ちゃんと載ってるんですよね。

試験がちょうど応用情報技術者試験だからか、これを受験しようとする人は、対象の要件としてレガシーとも向き合わなければならないはずなので、結果そのあたりの自分の現場では使わないような内容も載ってくるのは仕方ないです。ですがそれも、逆に考えれば「過去の経緯」としては、あって損はない知識なわけです。システム要件のために、会社の沿革が気になるのと似たような感じです。

まだ全てを内容を完璧におさえたわけではないですが、さらーっとシラバスの単語だけ眺めた感じだと、2018年の応用情報技術者試験で達成させたいラインとしては

2018年に現場の中堅(応用情報なので)に立つための、ある程度の範囲に平らな基礎をつくる

みたいな感じなのかなーと思ってます。

そんなことを考えながら参考書を読んで、新しい単語が出てくると、「ああ、このへんちょっと砂利の隙間空いてるから塗っとくか〜」という気分になって、そこまでページをめくるのは億劫じゃなくなりました。

みなさんも、そんな感じで考えると、よいかもしれません。

さあ試験を受けるぞ!うぉおーーー!と気合入れるのは大変なので、とりあえず堅実な参考書1冊買って、パラパラめくると、自ずとやる気がでてくるかもしれません。

個人的には、 参考書めくっててワクワクしないなら、その資格持っている必要ない と思いますので。


そんな偉そうなことを言いつつ、暗記は苦手なので午前で落ちると思います。

受かったら焼肉おごってください。